畳は日本の四季を快適に過ごすために1300年以上も前に生み出されました。
今と同じような畳の形になったのは平安時代のこと。
当時は畳はもてなしの場であり、寝具としても用いられていたようです。
その後、武家社会を通じて現代の和室のように間仕切りのある畳の間が作られるようになりました。しかし残念ながら近年では、和室のない住宅も増えているのも現状です。
ですが畳の生活はいいことがいっぱい!
洋室空間にもぴったり合うへりなし畳や、虫の発生しにくい畳、床暖房にも使用できる薄畳など、現代の生活にマッチする製品が続々と登場しています。
部屋のインテリアに合わせて選べるカラー畳や和紙でできた畳もあるんですよ!
小さなお子様やご高齢の方がおられるご家庭はもちろん、若い世代の方や外国の方にも、もっと畳の生活を楽しんで欲しいと思っています!
畳表に使われるイ草の断面を見ると、スポンジのようなふかふかしたものが詰まっています。また畳床に使われる稲ワラにも空気がたくさん含まれています。この空気をたくさんふくんだイ草や稲ワラがクッションとなって、程よい弾力性を生み出しています。
イ草が湿気を調整し、まるで呼吸をしているかのような畳の作用によって、夏は涼しく、冬は暖かいという住環境を作り出しているのです。湿度の高い日本の風土に適しています。
空気をたっぷり含んだイ草と畳床で構成される畳は、熱を伝えにくいというメリットもあります!断熱性の高い住宅は、より少ないエネルギーで、快適な居住空間を実現する冷暖房効率に優れた家となります。
い草の香りは森林浴のような爽やかな香りです。アロマテラピー効果があり、心身ともにリラックスできます。
畳は呼吸をしています。湿気を吸い込む時に人間の体にあまりよくない二酸化窒素も合わせて吸着するという作用があり、空気の浄化につながっています。
飛び跳ねたり、走り回ってもドタドタ音がしないのは、畳が音を吸い込んでしまうから。畳の部屋は静かに暮らしを楽しみたい方にもぴったり。お子様が走り回っても叱らずに済みますね。
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